「【重要なお知らせ】解約予告のお知らせ(ETC利用照会サービス)」は詐欺メール!!

この記事では、フィッシングメールの一例である「【重要なお知らせ】解約予告のお知らせ(ETC利用照会サービス)」について詳しく説明します。このメールは、ETC利用照会サービスをかたる詐欺メールで、受信者に対して不正な操作を促す内容を含んでいます。以下では、この詐欺メールの特徴と注意点を3つのポイントで解説します。

送信元アドレスの疑念

まず、この詐欺メールの特徴の1つは、送信元アドレスです。「record-soumu@ml.etc-meisai.jp」というアドレスは、正規のETC利用照会サービス事務局からのものではありません。
通常、公式な通知は「etc-meisai.jp」ドメインを使用しますが、このメールには「ml.」というサブドメインが含まれており、詐欺の兆候が見受けられます。

不対応なログインURL

メールにはログインするためのURLが記載されていますが、そのURLは正規のETC利用照会サービスのものではありません。
「https://www2.etc-meisai.jp/etc/R?funccode=1013000000&nextfunc=1013000000」というURLは、詐欺サイトに誘導する可能性が高いです。
詐欺者は合法的なウェブサイトのように見せかけ、個人情報を盗むことを企んでいます。ログイン情報を提供しないようにしましょう。

解約予定日の不一致

メールには「解約予定日」が記載されていますが、その日付は「2023年9月15日」となっています。
しかし、ETC利用照会サービス(登録型)は実際には450日間ログインがない場合に自動的に解約される仕組みを持っています。
したがって、420日間ログインがない場合に解約予告を受けることはありません
この矛盾からも、このメールが詐欺であることが明らかです。

メール本文

メールタイトル:
【重要なお知らせ】解約予告のお知らせ(ETC利用照会サービス)

メール本文:

平素よりETC利用照会サービスをご利用いただき、誠にありがとうございますこのメールは、ETC利用照会サービス(登録型)にご登録されていて、420日間ログインのない方にお送りしています。

お客様のユーザーIDは、解約予定日までにログインいただけないと登録が解約となります。
※ETC利用照会サーピス(登録型)は450日間ログインがない。ユーザーIDの登録が自動的に解約となります。
  【ユーザーID】

    【解約予定日】
   2023年9月15日

解約予定日までに下記のURLから本サービスにログインしていただきますと、ご登録は継続されます。
ログイン後の特別な操作は必要ありません。
※登録が継続された際のお知らせはございません。
※パスワードがわからない場合も下記URLから新パスワードの発行を行えます。
解約予定日までに下記のURLから本サービスにログインしていただきますと、ご登録は継続されます。ログイン後の特別な操作は必要ありません。※登録が継続された際のお知らせはございません。※パスワードがわからない場合も下記URLから新パスワードの発行を行えます。

【ETC利用照会サービス(登録型)ログイン】

※このURLの有効期間は手続き受付時より48時間です。

なお、登録が自動に解約となりました場合も、
再度登録いただければご利用いただけます。

※このメールは送信専用です。
   このアドレスに送信いただいても返信いたしかねますので、あらかじめご了承願います。
※本メールに心当たりがない場合は、速やかに削除お願いいたします。

なお、ご不明な点につきましては、お手数ですが、ETC利用照会サーピス事務局にお問い合わせください。

■ETC利用照会サーピス事務局
   年中無休   9:00~18:00
   ナピダイヤル   0570-001069

まとめ

以上の3つのポイントから、このメールが明らかに詐欺であることが分かります。
詐欺メールを受け取った場合、リンクをクリックせず、個人情報を提供しないように気をつけましょう。
常にオンラインセキュリティを確保し、詐欺から身を守るための対策を講じることが大切です。
皆さんが安全なオンライン環境を築くためにできることをまとめましょう。

疑わしい送信元を確認しましょう

受け取ったメールの送信元アドレスを確認し、正規のサービスや機関からのものかどうかを注意深く検証しましょう。
怪しい要素があれば、メールを無視するか、送信元に問い合わせることを検討しましょう。

リンクや添付ファイルに用心しましょう

受信したメールに含まれるリンクや添付ファイルには、慎重になりましょう。
特に、不対応なURLや不対応なファイル形式は危険です。
クリックやダウンロードを行う前に確認を怠らないようにしましょう。

個人情報を提供しない

メールやウェブサイトを通じて個人情報やパスワードを要求する場合、慎重に対処しましょう。
正規の機関は通常、機密情報の提供を求めることはありません。
疑念がある場合は、公式な連絡先を使用して問い合わせを行いましょう。

セキュリティソフトウェアを利用

コンピュータやスマートフォンに信頼性のあるセキュリティソフトウェアをインストールし、最新のアップデートを適用しましょう。
これにより、悪意あるウェブサイトやファイルからの保護が強化されます。

周囲の人に警告を発信

詐欺メールを受け取ったら、家族や友人、同僚にその情報を共有しましょう。
一人で対処するのではなく、多くの人が情報を共有し、危険を減らすのに役立ちます。

セキュリティに対する意識を高め、疑念が生じた場合は速やかに行動することが詐欺から身を守る鍵です。
安全なオンライン体験を維持し、詐欺に巻き込まれないようにしましょう。
みなさんのオンラインセキュリティを守るために、どうぞ注意深く行動してください。

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